意外と知らない?看板の値段に差が出る4つの理由

お客様からよくいただくご質問のひとつに、「看板っていくらぐらいするの?」というものがあります。実は、看板の価格は一律ではなく、いろいろな条件によって変わってきます。この記事では、看板の価格に関わる主なポイントをわかりやすくご紹介します。
看板の価格は「本体+設置費」で決まります
看板の価格は、大きく分けて「本体の製作費用」と「設置工事費用」に分かれます。本体のデザインや素材、サイズなどに応じて費用が変わるほか、現地での取付作業や足場の有無なども価格に影響します。つまり、看板の価格はオーダーメイド。条件によって幅があるのが特徴です。
製作費用に影響する4つのポイント
① 看板の大きさ
サイズが大きくなると、それに伴って使う素材の量や作業時間も増えるため、費用も高くなります。たとえば、お店の壁一面を使うような大型看板と、店頭に置く小さなスタンド看板では価格にかなり差が出ます。また、高い位置に設置する場合などは、追加の設備工事や足場代が必要になることもあるため、事前の確認が大切です。
② デザインと素材のこだわり
看板の印象は、デザインと素材で大きく変わります。シンプルなレイアウトであれば比較的リーズナブルに仕上がりますが、ロゴデザインの作成や複雑なグラフィックを取り入れる場合は、その分費用も上がります。また、素材についても、屋外での耐久性を重視するなら、紫外線や雨風に強い高品質な素材を選ぶことをおすすめします。初期費用は上がりますが、長持ちする分、結果的にコストパフォーマンスが良くなるケースもあります。
③ 製作方法による違い
看板は、作り方によっても価格が変わります。たとえば、職人の手作業が多く必要な看板は、その分コストも高めになります。一方で、機械によるカットや印刷をメインにした製作は、効率的なため費用を抑えることが可能です。ただし、仕上がりや雰囲気にも違いが出るため、目的に合わせて選ぶことが大切です。
④ 製作業者の選び方
意外と見落とされがちなのが「どこに依頼するか」です。同じ仕様でも、業者ごとに価格・提案力・アフターフォローなどが異なります。安さだけで選ぶと、仕上がりがイマイチだったり、数年後に劣化して再施工が必要になる…なんてことも。実績や対応の丁寧さなども含めて、信頼できる業者を選ぶのがポイントです。
自社に合った適正価格を考えることが大切
看板はただの「目印」ではなく、言ってみればお店や会社の「顔」です。しっかりと考えて作ることで、集客やブランドイメージにもつながる大切な投資になります。価格だけを見るのではなく、どんな看板を、誰に向けて、どこに設置したいのか。そうした視点から、トータルでのバランスを考えてみましょう。
ご不明な点があれば、事前のお見積もりやご相談ももちろん可能です。お気軽にお問い合わせくださいね。