看板用語集
あ行
アーチ看板
アーチ状に湾曲した形状の看板。店舗の入り口やイベント会場など、来場者を誘導したり、視覚的にインパクトを与えたい場所に設置されることが多い。
アクリルサイン
アクリル板を素材として作られた看板のことです。透明度が高く、軽量で加工しやすいアクリル板の特性を活かし、様々なデザインや形状の看板を作成することができます。
アクリル板
アクリル樹脂という合成樹脂を平板状に加工した板状の素材です。透明性や加工のしやすさなど、さまざまな優れた特徴を持っています。
足場(足場架設)
高所に設置する看板の取り付けやメンテナンス作業を行うために、一時的に組み立てる構造物のことです。
高所での作業は危険が伴うため、足場を設置することで作業員が安全に作業できるスペースを確保します。
足元サイン
人の足元に設置されるサインのことです。主に、注意喚起や誘導を目的として使用されます。フロアサインとも呼ばれます。
アルポリック
三菱ケミカルが開発したアルミ複合板の商品名です。薄いアルミ板2枚で樹脂をサンドイッチした軽量の板材のことを指します。他のメーカーから販売されているアルミ複合板と比較して、高品質ですが、高価な商品になります。
アルミ複合板
薄いアルミ板2枚で樹脂をサンドイッチした軽量の板材のことを指します。アルポリックが、三菱ケミカルの商品名であるのに対し、同じ造りですが、他メーカーから発売されている板材の総称になります。
アンカーボルト
コンクリートや石材などの固い基材に、様々なものを固定するために使用されるボルトの一種です。建物や構造物、機械設備など、私たちの身の回りで幅広く利用されています。
行灯看板
内側から光をあてて文字や絵柄を浮かび上がらせるタイプの看板のことです。昔ながらの行灯のように、内部から光を灯すことで、夜間でも明るく目立つのが特徴です。
イーゼル看板
イーゼル型の看板です。飲食店などの店頭に置かれることがあります。軽量で折りたたんで、収納も出来るので、汎用性が高い看板です。
意匠(意匠図)
看板業界で「意匠」という言葉が出てきた場合、一般的に「デザイン」という意味で用いられます。具体的には、看板の形状、模様、色彩、文字、ロゴなど、視覚的に訴求する全ての要素を指します。意匠図とは、それらを示した図の事です。
イラストレーター(illustrator)
看板業界でイラストレーターというと、Adobe社のデザインソフト「Adobe Illusrtator(アドビ・イラストレーター)」を指すことが多いです。多くの看板データは、このソフトを利用して作られます。
インクジェット印刷
看板製作におけるインクジェット印刷とは、家庭用プリンターとは異なり、大判サイズ、高耐久性、高速印刷といった特徴を持ち、多様な看板制作に対応できる技術です。
ウィンドウサイン
店舗や建物の窓ガラスに貼る看板のこと。主にインクジェット印刷やカッティングシート文字が利用されます。
エッヂング
金属製の看板に文字やデザインを彫り込む加工方法の一種です。主に、真鍮やステンレスなどの金属板に、酸などの薬品を使って表面を腐食させ、凹凸を作り出すことで、立体感や高級感を出すことができます。「エッチング」や「エッチング加工」と呼ばれます。
塩化ビニール(塩ビ)
一般的にはPVC(ポリ塩化ビニル)と呼ばれる合成樹脂の一種です。カッティングシートやインクジェット印刷の塩ビシートなど、様々な形で使用されています。耐久性が高く、水や汚れに強いため、屋外での使用にも適しています。
横断幕
横断幕とは、横長の布やターポリンに文字やイラストなどを印刷、またはカッティングシートの切り文字を貼り、周囲に広く知らせるための幕のことです。縦型のものは懸垂幕と呼ばれます。
オーニングテント
日差しや雨を遮るために、建物に設置する可動式のテントのことです。英語の「awning」が語源で、「日よけ」「雨よけ」という意味を持ちます。
屋外看板
建物の外壁などに設置される看板の総称です。一般の人々に情報を伝えるための広告媒体であり、壁面看板、スタンド看板、自立看板など、様々な種類の看板があります。
屋外広告士
一般社団法人日本屋外広告業団体連合会が実施する「屋外広告士試験」に合格した、街の景観を彩る様々な看板や広告物を安全かつ適切に設置するために必要な専門知識と技術を持った人材です。
屋外広告物許可(申請)
公共の場所に看板やポスターなどの広告物を設置する際に、事前に地方自治体に対して行う手続きのことです。
屋内看板
建物内部に設置される看板の総称です。店舗、オフィス、公共施設など、様々な場所で利用され、来訪者を案内したり、情報を提供したりする役割を果たしています。
押し縁
看板本体に看板の表示板を押さておく縁です。
か行
解像度
画像や映像の細かさを表す指標です。1インチあたりのドット数のことで、これらの点が集まって画像を構成しています。
形材(かたざい)
L字形,C字形などの断面形状をもつ,金属製の長手材。
カタログスタンド
カタログやパンフレットなどを立てかけて展示するためのスタンドです。オフィス、店舗、展示会など、様々な場所で利用され、来訪者や顧客に情報を提供する役割を果たします。
カッティングシート
文字や図柄を自由に切り出すことができるシート状の素材です。塩化ビニール(PVC)などの素材で作られており、裏面に粘着剤がついているため、様々なものに貼り付けることができます。
カッティングプロッター
コンピュータで作成したデザインデータを元に、カッターを使ってカッティングシートをカットする機械です。
かね
職人が使う用語で、「かねが出てない」と言うと、垂直(直角90度)が綺麗に出ていないという意味になります。
加法混色
光の三原色である赤、緑、青を混ぜ合わせることで、様々な色を表現します。この3色を混ぜ合わせると、明るさが加算されていくため、加法混色と呼ばれます。テレビやスマホなどの画面は、全てこの加法混色によって色が表現されています。
カラーサンプル
様々な色を実際に目で見て確認するための見本のことです。塗料やカッティングシートは、メーカー毎にカラーサンプル帳があり、その中から色を選ぶことができます。
カルプ文字
発泡ウレタン樹脂に添加剤を加えた複合材であるカルプ板をカットして作られた立体文字です。カルプはカルシウム・イン・プラスチックの略です。
カンプデータ
デザインの仕上がりイメージを再現した見本用データです。制作物のデザインや色などのイメージをすり合わせるために使用されます。
基礎工事
看板を設置する際に、看板を支えるための土台や構造物を設置する作業を指します。
擬木看板
木を模倣した素材で作られた看板のことです。本物の木と見間違えるようなリアルな見た目が特徴で、温かみのある自然な雰囲気を出したいときに最適です。本物の木材と比べて、対候性にも優れています。
切文字看板
板材を切って製作する看板です。 金属板、プラスチック板、シート材、木材などが素材として用いられ、ほとんどがコンピューター制御のNCルーター/レーザーで製作されています。
木枠看板
木製の枠に看板面となる素材を取り付けた看板のことです。古くから使われてきた伝統的な看板の一種で、温かみのある自然な雰囲気が特徴です。
金箔看板
看板の文字や絵柄に金箔を使用した、高級感あふれる看板の一種です。主に木材を使った看板になります。
グラデーション
「規則的に色濃度を変化させたもの」「階調」「連続階調」という意味で呼ばれるもので、色の濃淡、明暗、色彩などの規則的・段階的な変化を指す言葉です。
化粧シート
基材(紙や樹脂など)の上に、木目や石目、抽象的な柄などを印刷したシート状の材料のことです。まるで本物の木や石のような質感や見た目を再現できるため、様々な場所で利用されています。
化粧板
板状の木材や合板などの表面にシートや薄い板、塗装、印刷などによって化粧加工を施した板の総称です。
ケレン作業
鉄部に生じた錆びや、付着した汚れを落して被塗装面を清浄にする作業のことです。1種から4種ケレンまであります。
懸垂幕
縦長の布やターポリン等に文字やイラストなどを印刷、またはカッティングシートの切り文字を貼り、周囲に広く知らせるための幕のことです。横型のものは横断幕と呼ばれます。
減法混色
色料の三原色と呼ばれるシアン、マゼンタ、イエローの3色を混ぜ合わせることで、様々な色を作ります。全ての印刷は、この減法混色によって色が表現されています。
コーキング材
気密性や防水性を保持するために、隙間を埋めるために使用されるペースト状の材料です。乾燥すると白いゴムのような形状になります。
高輝度反射シート
カッティングシートの一種。高輝度で広角性に優れ、道路標識や車両マーキングなど、高い反射性能や長時間の耐久性が必要な場合に多く使用されます。
小口
アクリル板や木材を切断した断面を指します。
外照式看板
看板自体に光源を持たず、外部から照明器具を用いて照らすことで、看板を明るく照らし出すタイプの看板です。
高輝度反射シート
カッティングシートの一種。高輝度で広角性に優れ、道路標識や車両マーキングなど、高い反射性能や長時間の耐久性が必要な場合に多く使用されます。
さ行
再剥離シート
インクジェット印刷のメディア(用紙)の一種で、剥がした際に糊が残らないように綺麗に剥がれるシートのことです。一時的に広告を掲示したい場合に使われます。
サビ止め塗装
看板を錆から守るための塗装。看板を修繕する際は、通常、ケレン作業をしてから塗装をします。
サンドブラスト
高圧の空気で研磨材(砂など)を対象物に吹き付けることで、表面を削り、研磨する加工方法のことです。
三面看板
文字通り、表示面が3面ある看板です。三叉路の案内看板等に利用されます。
遮光ターポリン
通常のターポリンに遮光加工を施したもので、光を通しにくくする特性を持ったシートのことです。
昇華プリント(昇華転写プリント)
特殊プリントの一種で、ポリエステルなどの化学繊維にインクを染み込ませてプリントする手法です。発色が鮮やかで、プリントのひび割れや剥がれ、色落ちの心配がありません。
自立看板
地面に独立した形で立てる看板の総称です。小型の看板でしたら、穴を掘り支柱を埋めます。大型の看板になると地中に基礎工事をして設置します。
シルク印刷
孔版印刷の一種で、メッシュ状の版にインクを通過させる孔(あな)をあけて印刷する技法です。布、紙、プラスチックなど、様々な素材に印刷できます。スクリーン印刷と、ほぼ同義語です。
スクリーン印刷
孔版印刷の一種で、版に絹(現在は、テトロン、ナイロンなどの化学繊維)のスクリーンを利用する印刷方法です。通称シルク印刷とも呼ばれます。
スタンド看板
自立して立てることができる看板の総称です。店舗の入り口やイベント会場など、様々な場所で目にすることができます。
スチール複合板
スチール板で発砲樹脂をサンドイッチした板材です。軽量でありながら、スチール板の強度と発泡樹脂の断熱性・防音性といった両方の特徴を兼ね備えています。
スチレンボード
ポリスチレンフォームという発泡プラスチックを圧縮して、板状にしたものです。軽量で加工しやすく、安価なため、短期的なイベント看板やPOPなど、様々な場面で利用されます。強度が比較的低いため、長期間の屋外使用や、大きな負荷がかかる用途には不向きです。
ステンレス
鉄にクロムなどの合金元素を加えることで、錆びにくくした金属材料です。その高い耐食性から、私たちの生活のあらゆる場面で利用されています。ちなみに、「錆びない」ではなく、「錆びにくい」金属です。
ステンレス・ヘアライン
ステンレスの表面に、髪の毛のような細かい線状の模様をつけた仕上げのことを「ヘアライン仕上げ」、または単に「ヘアライン」と言います。この模様は、研磨剤を用いてステンレス表面を一定方向に研磨することで作られます。
ステンレス板
ステンレス鋼を用いて作られた板材のことです。ステンレス鋼は、鉄にクロムなどの合金元素を添加することで、耐食性(錆びにくさ)を大幅に向上させた合金です。
スリット加工
横断幕や懸垂幕にスリット(切れ目)を入れる加工。風による煽りを抑える効果があります。
石材看板
石材で作られた看板で、施設や企業の入口などに設置されることが多い看板です。プラスチックや鉄などの一般的な看板と比べて重厚感のある見た目で、店舗や建物の雰囲気を大きく変える効果があります。また、石材は腐食や劣化がしにくいという特徴があり、看板の材質としても適しています。
袖看板
建物の壁面から突き出すように設置される看板のことです。突き出し看板とも呼ばれます。
墨出し
施工図の情報を現場に記す作業です。道具を使って、コンクリートや木材に線や印を付けて、工事に必要な中心線や幅線を表示します。
た行
ターポリン
ポリエステル製の布を、柔らかい質感の合成樹脂フィルムで挟んだビニール系のシートのことです。防水性、耐久性、耐候性に優れており、様々な用途で広く使用されています。
ダイノックシート
3M社が開発した、本物の素材の質感や模様を再現した高品質な化粧フィルムのことです。
タペストリー
壁に掛けて装飾として用いられる織物の一種です。昔は、麻やウール、絹などの天然素材を用いて、複雑な模様や絵画を織り込んで作られていました。現代では、合成繊維を用いたものが多く、写真やイラストをプリントしたものも一般的です。
チチ
のぼり旗をポールに止める部分を指します。
昼光色
主に蛍光灯の色の種類を指します。昼光色とは、太陽光に近い、青みがかったさわやかな白色の光のことです。
注水台
のぼり旗やスイングバナーを立てるためのポールの土台として使用される道具です。中に水を入れて使用するのが特徴で、さまざまな種類があります。
昼白色
主に蛍光灯の色の種類を指します。太陽光に近い、自然な白色の光のことです。
彫刻文字看板
主に木材を彫刻刀などで文字を彫刻し、塗装をする看板です。
突き出し看板
建物の壁面から突き出すように設置される看板の総称です。袖看板とも呼ばれます。5メートル以上の大型の看板から、丸型の小さい看板など、様々な形状のものがあります。
吊り下げ看板
天井や壁、梁などから吊り下げるタイプの屋内看板です。目線より上に設置される為、遠くからでも目立ちます。
デジタルサイネージ
駅や商業施設、公共空間など、様々な場所で設置され、動画や静止画、文字などを表示して情報を発信する電子的な表示装置、またはそのシステム全体を指します。
電球色
主に蛍光灯の色の種類を指します。温かみのある黄色みがかった光のことです。
透光板
日照や眺望を確保しながら、遮音性や吸音性を備えた板です。交差点やインターチェンジなど、見通しを確保したい場所で使用されます。
トランス
変圧器の事で、電圧を変えるために使われます。電圧を下げるものをダウントランス(降圧トランス)、上げるものをアップトランス(昇圧トランス)といい、トランスの中でも、電圧を上げ下げできるものをアップダウントランスと呼びます。
トロマット
ポリエステル100%の布生地で、横断幕やタペストリー、バナースタンド、テーブルクロスなどによく使用される素材です。
トンボ
印刷物の仕上がりサイズを正確に決めるための目印のことです。昆虫のトンボの形に似ていることから、こう呼ばれています。「(鍵括弧)を2つ重ねたような形です。
な行
内照式看板
看板の内側に照明機器を設置して、中から光を当てる看板です。文字やデザインが明るく照らし出されます。
乳半
光を透過させながらも、向こう側がぼんやりとしか見えない、半透明の状態のことを指します。看板業界では、主にアクリルの色の種類を指す時に使う言葉です。
根巻
看板の下部に取り付ける飾り板、または木造柱の地面に接する部分の腐食防止にモルタルや石などの材料を巻き付けることを指します。
のぼり
一般的に縦長の布に文字やイラストなどを印刷し、ポールなどに立てて使用する広告媒体のことです。
暖簾
店の入り口などに吊り下げられ、お店の顔となる布のことです。文字やロゴなどが染め抜かれていたり、インクジェットで印刷することも可能です。
野立看板
道路沿い、空き地など、屋外に立てられた自立式の看板のことを指します。
は行
バケット車(高所作業車)
高所での作業を行うために開発された特殊な車両の一種です。アームについている作業かごに、人が乗り込み高所での作業を行います。
箱文字看板
文字の形をした箱状の立体的な看板のことです。金属板などを曲げて文字の形を作ります。チャンネル文字とも呼ばれます。
バックライト
立体文字の裏面に設置したLEDを光らせることで、文字やロゴマークの輪郭が壁面に浮かび上がり、まるで光が文字を縁取っているように見えるチャンネル文字(箱文字)です。間接照明のような高級感を演出でき、店舗や病院、企業の看板などに使用されています。
バナー
「Banner(バナー)」とは、旗、のぼりという意味です。布などで作られた縦長の旗をバナースタンドに取付けて広告を掲出します。軽量で簡単に組み立てられるので、短期的なイベントに便利です。
バナースタンド
バナー(幕)を設置するスタンドのことです。イベント会場や店舗などでよく見かける、自立式の簡易看板の台です。
パネルスタンド
ポスターやメニューなどの印刷物を挟み込んで自立させるためのスタンドのことです。
ピクトグラム
文字や言語に依存せず、視覚的な図記号で情報を伝達する案内用図記号です。絵文字や絵単語とも呼ばれ、公共交通機関や公共施設、商業施設、観光施設など、さまざまな場所で利用されています。
ピクトサイン
文字ではなくイラスト、記号(ピクトグラム)で情報を表現した看板です。トイレ案内や非常口案内の看板などに、よく利用されます。
表示面(広告面)
看板の表面で、文字や図柄などを表示する部分のことです。
ファサードサイン
建物の正面(ファサード)に設置される、その建物や店舗の顔となる看板のことです。特に、入口の上部に設置されることが多いです。
フォント
デジタル化した書体のことを指します。 もともとは、同じサイズ、同じデザインのひと揃いの欧文活字を指していた言葉で、デジタル化されるようになってからは、組版に利用できる共通のデザインのひと揃いの文字の集まりのことを「フォント」と呼ぶことが多くなりました。
プライマー
塗装や接着などの作業を行う前に、対象物に最初に塗布する液体のことを指します。上塗りの塗料との接着力を高め、剥がれやひび割れを防ぎます。
プレートサイン
板状の素材に文字やデザインを施した看板のことです。一般的に、金属板やアルミ複合板などで製作されます。
ペイント
塗料のことを指します。モノの表面に塗り、色付けしたり、保護したりするものです。
ベクトルデータ
図形を数学的な式(ベクトル)で表現したデータのことです。Adobe illustratorをはじめ、ベクターグラフィックソフトで制作されたデータのことです。拡大・縮小をしても画質が劣化することがありません。
ベニヤ板
丸太の表面を薄く剥いて作られた板を互い違いに重ねて接着した合板です。本来は「ベニヤ合板」や「合板」が正しい名称ですが、一般的には「ベニヤ板」と呼ばれています。
防炎のぼり
のぼりの生地に特殊な加工を施して燃えにくく、炎を遠ざけると自己消火する性質を持たせたのぼりです。
方向指示看板
ある場所への方向を示すための看板のことです。目的地までの誘導の為に設置する事が多いです。
ポール看板
自立看板の一種。支柱(ポール)を建てて、その上、もしくは側面に看板を取付ます。
ポスターパネル
ポスターや写真などを挟み込んで展示するためのフレーム(額縁)です。照明が入るタイプもあります。
ポンジ生地
ポリエステル100%で平織りされた化学繊維の生地で、正式名称は「テトロンポンジ」です。のぼり旗や幕、のれんなど販促物として広く使用されており、街中に設置されているのぼり旗のほとんどがこの生地で作られています。
ま行
マーキングフィルム
粘着剤付きのシート状の素材で、主にガラスやアクリル板などに貼り付けて、文字や図形などを表現するものです。看板、窓ガラス、車など、様々な場所に使用され、装飾や情報伝達に役立ちます。
マグネットシート
裏面が磁石になっており、スチール製のものに貼り付けることができます。表面には、インクジェット印刷やカッティングシートなどを施すことで、様々なデザインや文字を表現できます。
銘板
銘が表記されている板のこと。館銘板など、その施設の名称を表示した看板を指します。
メッシュターポリン
無数の穴をあけたシート状の素材のことです。この穴のおかげで、通常のターポリンよりも風を通しやすく、軽量なのが特徴です。
メディア(インクジェットメディア)
看板製作の上で広く使用されている印刷用のシートです。一般的な大判インクジェットプリンタで使用するロール紙にあたるもので、看板用途では紙ではなく主に塩ビフィルムにプリントをします。
面取り加工
アクリル板、金属、木材など、様々な板材の切断面や、製品の角などを斜めに削り、鋭角な部分をなくす加工のことです。一般的には、45度の角度で斜めに削るC面取りが一般的ですが、R面取りのように丸みを帯びた形状に仕上げることも可能です。この加工を行うことで、ケガを防ぎ、製品の外観を美しくすることができます。
や行
野外看板
建物の外壁や道路沿いなど、屋外に設置される広告媒体です。店舗や企業の宣伝、イベント告知、公共の案内など、様々な目的で利用されます。屋外看板と同義。
焼付塗装
塗料を塗布した製品を高温の炉内で加熱し、塗料を硬化させる塗装方法です。この熱による化学反応で、塗膜が非常に硬く、耐熱性・耐薬品性・耐摩耗性に優れた皮膜が形成されます。
誘導サイン
人々をある場所へ安全かつスムーズに導くための視覚的な指示のことです。例えば、駅や空港、病院、ショッピングモールなど、人が多く集まる場所で見かけることが多く、目的地までの経路を分かりやすく示す役割を果たしています。
ユニック車
トラックにクレーンが搭載された車両の通称です。看板設置工事の際に、重い材料や機材などを持ち上げる為に利用します。
ユニバーサルデザイン
年齢、性別、国籍、障害の有無など、人々の多様な違いに関わらず、誰もが快適に利用できるようなデザインのことです。「すべての人に優しいデザイン」と言えるでしょう。UDと略されることもあります。
養生
塗装や看板設置工事など、施工中に周囲を汚したり、傷つけたりするのを防ぐために、事前に必要な保護措置をとることです。工事の品質向上だけでなく、安全な作業環境を確保するためにも不可欠です。適切な養生を行うことで、周辺への影響を最小限に抑え、スムーズな工事を進めることができます。
ら行
ラッピングフィルム
塩化ビニル(PVC)などの素材でできており、車のボディなどに貼ってカラーリングやデザインを変更するフィルムです。
ラミネート加工
印刷面に透明なフィルムを貼り、印刷面を保護したり、きれいに見せたりする加工です。印刷物をポリプロピレン(PP)やポリエチレン(PE)などのフィルムで覆うことで、耐水性や耐久性を高め、劣化を防ぎます。
ロードサイン
道路沿いに設置される看板のことです。目的地誘導や商品の紹介など様々の看板があります。
ローリングタワー
高所での作業に用いる移動式の仮設足場。別名で「移動式足場」とも呼ばれています。
ロールスクリーン
布を巻き上げて開閉するカーテンの一種で、ロールカーテンとも呼ばれます。吊り下げ式カーテンと比べて平らな面があり、そこにデザインを印刷することができます。
ロゴマーク
企業やブランド、商品・サービスなどを図案化したマークのことです。ロゴマークを制作する際は、シンプルで、覚えやすく、インパクトのあるデザインが理想的です。名刺・パンフレット・ウェブサイト・看板など、さまざまな媒体で使用されます。
英字
aiデータ(エー・アイ)
Adobe illustratorで制作されたデータのことです。ファイルの拡張子が.aiのデータ。ベクトルデータと呼ばれ、看板のデザインデータは、主にこの形式のファイルが一般的です。
ALC(エー・エル・シー)
「Autoclaved Lightweight Concrete(オートクレーブ・ライトウェイト・コンクリート)」の略で、セメントペーストに発泡剤を加えて製造された軽量気泡コンクリートのことです。
CMYK(シー・エム・ワイ・ケー)
「Cyan(シアン)」「Magenta(マゼンタ)」「Yellow(イエロー)」「Key plate(キープレート、黒)」の頭文字を取ってCMYKと呼ばれています。全ての印刷は、このCMYK(減法混色)によって出力されます。
D(ディ)
英語の「Depth(デプス)」の頭文字で、奥行きを表します。
(例)D100mm=厚みが100ミリ
dpi(ディ・ピー・アイ)
解像度の単位です。「Dots per inch(ドット・パー・インチ)」の略で、1インチあたりのドット数という意味です。主に印刷物やスキャナーの解像度を示す際に使われる単位です。
FFシート(エフ・エフ)
主に電飾看板の表示面に使用される、白いテント生地のようなコシのあるシートのことです。正式名称はフレキシブルフェイスシートといい、その頭文字を取ってFFシートと呼ばれています。
FRP造形(エフ・アール・ピー)
FRPは、「Fiber Reinforced Plastic(ファイバー・レインフォースト・プラスチック)」の略で、樹脂とガラス繊維などの強化繊維を組み合わせて造形されたものです。軽量で耐久性があり、加工しやすく材料費も安いことから、造形物の製作に広く用いられています。
h(エイチ)
英語の「Height(ハイト)」の頭文字で、高さを表します。
(例)h100mm=高さが100ミリ
LED(エル・ディ・イー)
「Light Emitting Diode(ライト・エミッティング・ダイオード)」の略で、日本語では「発光ダイオード」と呼ばれます。看板の照明として、よく利用されます。
ppi(ピー・ピー・アイ)
解像度の単位です。「Pixels Per Inch(ピクセル・パー・インチ)」の略で、1インチあたりのピクセル数という意味です。主にデジタル画像やディスプレイの解像度を示す際に使われる単位です。
R(アール)
「Radius(ラディウス)」の略で、円弧の半径を意味します。10Rとは、半径が10ミリの円弧という意味になります。
RGB(アール・ジー・ビー)
色の表現方法の一つで、「Red(赤)」「Green(緑)」「Blue(青)」の3つの色の組み合わせで様々な色を表現する方式です。主にテレビやスマホの画面は、このRGB(加法混色)によって表現されています。
t(ティ)
thickness(シックネス)=厚さの意味。1tと表記すると1トンと間違う為、1.0t、3.0tのように書きます。主に板材などの厚みを表す際に使用されます。
(例)1.0t=「板などの厚みが」1ミリ
w
英語の「Width(ウィス)」の頭文字で、幅を表します。
(例)w100mm=幅が100ミリ